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第2章 日本人同志の血縁関係について


日本は島国です。江戸時代の鎖国もあり、日本人同士の婚姻が絶対的大多数だったことでしょう。


さて、ここでアメリカ人によるサムライ考をご紹介いたします。


『 大勢の人々(米国人)が、米海軍特殊部隊やロシアのスペツナズによく似た稀有なエリート軍隊であったか、または小規模で厳格に定義された貴族の階級だったと思っている。


 しかし、実は彼らは大きな意味での社会階級だった。そもそもサムライとは"貴族のそばに仕える人々"という意味だ。時が経つにつれ、その言葉が発展して特に中流から上級の戦士、いわゆる武士階級と結びついてしまったものなのだ。これは彼らのような屈強な戦士達が一般的に考えられているよりもかなり大勢存在した、ということを意味する。


 事実その最盛期には、武士が日本の人口の10%を占めるような時もあった。人口が多く、長期にわたり日本の歴史に影響を与えたことから、現在の日本人全員にサムライの血が流れていると言われている。』


http://blog.goo.ne.jp/mirojoan/e/cd12cfa4baca54463ebeda1dcb9f76ad


武士は武士同士で婚姻してたのでは?とツッコミが入るところかもしれませんが、武士とそれ以外の階級での婚姻もアリでした。


『日本の良い所に「建前と本音」と云うのがありますよね。

本音を形だけ建前に合わせるやり方です。
融通無碍これが日本文化の長所だと思いますね。
身分制という建前では、身分違いは結婚できない。
武士と町家の娘では結婚できない。ならば娘を武士の
養女にして、武家の娘とすれば結婚できたのです。
幕末になると旗本や御家人も経済的に逼迫して、町家
の娘の持参金目当てに結婚したという話も聞きます。
綱吉の母は八百屋の娘です。当然、町家の娘が、大奥
に上がる事は出来ないので、武家の養女として将軍の
側室になったのです。通無碍の文化ここにありですね。
もちろん、数はそんなに多くはないでしょうけど、身分
違いの結婚も出来たのです。』


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14113850329


また、最大で人口の10%もいた武士も、全体から見ればはるかに少数派です。


他の遺伝子の流入の無い限られた集団での繁殖を、生物学的にクローズドコロニーと呼びます。

他の遺伝子を全く外部から入れずに、コロニー内で繁殖をくりかえすことで、様々な問題が発生します。

いわゆる『血が濃くなる』ってやつですね。 


『血が濃くなる』の一番の問題は、なんといっても先天性障害です。


父母双方が血縁故に、作用が良く似た異常な遺伝子を持ったもの同志の婚姻により、作用が良く似た異常な遺伝子×2の子が産まれてくる、というわけです。

作用が良く似た異常な遺伝子×2の子同志の婚姻で、さらに異常遺伝子の重複が見られ、善い遺伝子も悪い遺伝子も蓄積されて『濃く』なっていき、先天性障害が発生しあう、というわけです。

『血が濃くなる』ことを避けるためにも、外部からの遺伝子の輸入は必要ですよね。 

こんな生物学的なことを知らなくても、昔の人は感覚であるいは経験から 『血が濃くなる』ことは避けようとしたことでしょう。

クローズドコロニーたる、スーパー山奥の村に訪れた旅人に、村長が娘を夜伽に差し出す、なんてのは民話の1カテゴリーとなってますよね。 


ですから、可能ならば武家は武家同士で婚姻してたにせよ、そんなにガチガチのものではなかった、ということです。


第3章に続きます。